mauna kea

コットンにヘンプを混紡  MADE IN JAPAN

蒸れにくく爽快な履き心地

もとは足袋や素足の文化だった日本に、靴下が普及しはじめたのは明治時代。
文明開化とともに洋装が一般化し、革靴に合わせて履かれるようになった。
そうした需要を受け、明治後期より靴下の生産が盛んになったのが奈良県広陵町である。
江戸時代より綿花と木綿の産地だった広陵町は、その背景を活かして海外より靴下用の手回し編み機を導入。
大正時代には自動編み立て機も導入され、米作農家が農閑期に行う副業として広まった。
戦後の最盛期には、地元の組合に200軒以上の靴下工場が加盟していたという。現在でも国内で生産される
約6億本の靴下のなかで、日本有数の靴下の産地である奈良県広陵町はシェア約4割と日本一を誇っている。

天然素材吸湿性と速乾性

mauna keaで使用しているのは多彩な色糸とネップが不均一に混ざった杢糸。
機能性にこだわり、吸湿性と速乾性を兼備させるためにコットンにヘンプを混紡した天然素材です。

蒸れにくく爽快な履き心地をオールシーズン

厚手の生地で丈夫です。抗菌消臭効果もあり汗を吸収する素材と水分を発散する素材を混合しているので、
蒸れにくく爽快な履き心地がオールシーズン持続します!
またゴム部分の締め付けを一箇所に集中させず、
ゴムの範囲を広くとることでゴムの締め付ける力を分散しています。この結果ゴム部分が蒸れにくく、
痒みなどお肌への ストレスの軽減、 また、ズレの防止効果 を実現しました。
靴下は筒状に編まれるのですが、編み機の特性上、径の太さは一定になります。
そのため、パターンで履き心地を出すには限界があり、編み目と糸の太さが重要になってきます。
一般的な編み機で靴下を製造する場合、その針数が170本~180本なのに対し、
 日産80本ほどと規模は小さいながらも、25年以上も前から稼動し続けるこの編み機はその3分の1である60本です。
針数60本の靴下は、一般的な180本の編み機よりも編み目に余裕があり、糸も通常より太いものを使うことができる。
つまり余裕のある編み目がそれぞれの足のカタチに沿うため、とても履きやすい靴下になるというわけです。
編み機が古いものなので日本国内にはほとんど残っていませんが、ザックリとした編み目はこれでしか再現できません。
麻と綿の絶妙なバランスそして土踏まずを刺激するサポーター履き心地は抜群に良く
この混率が汗を吸い外へ出しあの嫌なベタベタ感が無く何時でもサラサラで快適また丈夫で長持ちも致します。
現在は吸湿速乾性をうたった化学繊維の靴下などもありますが、
それは天然素材が本来もっている機能を再現したにすぎず、
ウールやヘンプでもその特性をうまくコントロールすれば十分快適な靴下はつくれるんです。

お客様が毎日、素肌に着用される大切な靴下だからこそより良いものを使っていただきたい。

一足一足、一編み一編みに想いを込めて制作しております。